今後は弊社の保有する既存の社外取締役データベースに加え、株価データを取得することで社外取締役と株価の関係を紐解いていこうと考えております。
今回はその中でも2021年末と2022年末の株価を騰落率で並べ下落率の高い企業の社外取締役にフォーカスしてみたいと思います。
※IPO初期の株価変動を除外するために2017年末時点に上場していた企業に限定して調査しております。
※データベースに不備がある可能性もありますので誤りを発見いただいた方はご連絡をいただけますと幸いです。
まずは株価下落率ランキングを見ていきましょう
株価下落率ランキング
2021年末から2022年末での株価下落率ランキング(食品業界)
順位 社名 変化率
1 株式会社ファーマフーズ -37.5%
2 株式会社フルッタフルッタ -30.6%
3 アリアケジャパン株式会社 -30.0%
4 株式会社やまみ -29.5%
5 第一屋製パン株式会社 -29.5%
6 オエノンホールディングス株式会社 -28.6%
7 キッコーマン株式会社 -28.2%
8 株式会社デルソーレ -26.5%
9 日和産業株式会社 -26.5%
10 株式会社柿安本店 -25.8%
2021年の食品業界に属する企業の株価パフォーマンスは上昇64社、下落64社と同数でした。
トップ2社の社外取締役について詳しく見てみます。
株式会社ファーマフーズ
2022年11月時点のコーポレートガバナンス報告書を確認すると、その時点での社外取締役は以下の3名
それぞれの方の紹介をコーポレートガバナンス報告書から以下に引用します。
株式会社フルッタフルッタ
2023年7月時点のコーポレートガバナンス報告書を確認すると、その時点での社外取締役は以下の1名
鈴木朗広
2008年12月 三優監査法人 入所
2012年10月 公認会計士登録
2016年2月 三優監査法人 退所
2016年2月 金井公認会計士・税理士事務所 入所 (現任)
2021年6月 当社取締役(現任)
鈴木朗広氏を社外取締役候補者として選任した理由は、公認会計士としての豊富な経験と専門的見地から、当社経営判断・意思決定の過程で、助言・提言をいただけるものと判断したものです。また、同氏が選任された場合には、客観的・中立的立場にて専門的見地より助言・提言いただくことを期待しております。